膝周囲骨切り術(AKO)後の回復にかかる期間はどのくらい?

変形性膝関節症とは?どんな症状ですか?

変形性膝関節症とは、膝の関節の軟骨の質が低下し、少しずつすり減り、歩行時に膝の痛みが出現する病気です。平地での歩行は大丈夫でも、階段で膝が痛いために困っている、歩行時の膝の痛みはないけれど、正座は膝が痛くてできない、などが初期の変形性膝関節症の症状です。さらに変形性膝関節症が進むと、次第にO脚が進んでいき、階段のみでなく平地での歩行にも支障をきたすようになります。旅行などの特別なことではなく、日常生活上で支障をきたすようになると、かなり変形性膝関節症が進行している可能性が高くなります。

変形性膝関節症の治し方、膝周囲骨切り術(AKO)とは?

骨を切り膝にかかる荷重の位置を変える手術を骨切り術というのですが、その方法にはいくつかあります。膝の周囲で骨を切って、脚の形を矯正する手の総称が)膝周囲骨切り術(AKO)。脛骨を切ってO脚変形をまっすぐ、あるいは軽度のX 脚に矯正する高位脛骨骨切り術(HTO)や、シーソー膝(関節の外側も内側もグラグラで不安定な膝)を安定させO脚も矯正できる脛骨顆外反骨切り術(TCVO)などがあります。いずれの方法を選択するかは、医師と相談して決定するのが好ましいでしょう。

膝周囲骨切り術(AKO)にかかる費用は?

AKO(膝周囲骨切り術)の手術費用は高額療養費制度が適用され、専用のプレートや人工骨などの材料費を含めて30数万円ほどになります。

膝周囲骨切り術(AKO)後の回復にかかる期間はどのくらい?

AKO(膝周囲骨切り術)は、手術後に骨のつきを待たなければなりません。特にお話ししたような、高位脛骨骨切り術の中でもClosed Wedge HTO(Close法)を実施した場合、Open Wedge HTO(Open法)に比べ、骨のつきには時間がかかるといわれています。具体的には、完全に骨がつくまでに3-6か月ほどかかることがほとんどです。その間は歩くと痛みを感じることがあるでしょう。手術の翌々日には歩行器や平行棒で脚で立てることが多いです個人差がありますが、Open法に比べると時間はかかると思っておいた方が良い手術ではあります。

赤松先生は、前横浜市立大学医学部医学研究科運動器病態学 経験を活かしふれあい横浜ホスピタルと
契約し外来診療と手術を行っています。その成果は適宜、国内と国外の学会に報告されていて、日本のこの部位の手術法の第一人者であります。

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